後悔しない結婚式場の選び方
こんにちは。アベニールデザインの壇です。
あなたが「結婚式を挙げよう」と決めた時、最初に迷うのは「どの式場で結婚式をするか?」ですよね。
今は雑誌やネットを見ると・・
「こんな雰囲気の式場で、こんな演出やお料理がありますよ」
という内容を見れる機会も増えましたが、
「実際に見ないと式場の雰囲気やお料理は分からない」という事もたくさんあります。
そこで、今回は「後悔したくない人向け!式場選びの決め手」をまとめていきたいと思います。何か参考にしていただけますと幸いです。
結婚式は”何の為にするか”を考える
これが一般的な流れになると思いますが、
そもそも結婚式とは「何のために」「誰のために」挙げるのでしょうか?
結婚式の形も多様化しつつあり、カジュアルなウェディングパーティや、1.5次会など、自由度の高い結婚式も多くなってきましたね。
インスタグラムなどのSNSでは、花嫁さんたちが実際に体験した事や具体的な内容を投稿され、その内容を見て参考にされる人も増えてます。
結婚式は「今までお世話になった方へ感謝の気持ちを伝える場である」と思ってます。
おいしい料理・盛り上がる演出など、結婚式に来ていただいた方へ「自分たちにできるおもてなし」を行います。
ゲストへのおもてなし
・楽しんでもらえる演出を取り入れる
・ゲストとの時間を大事にする
・来て良かったと思える結婚式にする
内容は式場やお二人の意向で変わってきますが、大切なのはゲストを想う気持ちですね。
また、ご両家の結びの日となる大切な日でもあります。
最近では「オシャレ」とか「かわいい」が先行してしまい、自分がやりたい事だけを求めた結婚式も見かけます。
自分本位になりすぎず、かつ「結婚式の本来の意味」を忘れずに結婚式の準備を進めていくことが、とても大事だと思います。
あなたにとって「理想の結婚式」とはどんなイメージや希望がありますか?
ここからは、あなたが思い描いている結婚式を実現させる方法を述べていこうと思います。
「式場プランナーの人柄」で選ぶ
結婚式の準備期間って結構長期間になるんですよね。(式の4ヶ月前から招待状の準備が始まります)
その間にバタバタして気持ちに余裕がなかったり、もしかするとトラブルがあったり、憂鬱になる日もあるかと思います。
結婚式の準備で新郎さんと喧嘩をする日もあるでしょう。
そんな時、1人で溜め込んでしまうことって結構きついんですよね。
いやな気持ちになりながら準備を進めていくのは、心も体も疲れてしまいます。
でも結婚式の相談ができるのって、内容がバレる・・ということや、すでに結婚式を経験した友人や、身内の人に限られることが多いです。
誰に相談したらいいか分からない。
では、味方になってくれると一番心強い人って一体誰なのでしょうか?
私はウェディングプランナーさんだと思っています。
今までたくさんの結婚式・新郎新婦を見てこられたプランナーさんであれば、
どんな悩みでも相談に乗ってくれると思いますし、今までの経験から解決方法をたくさん持っているからです。
実は、結婚式を作り上げていく上でプランナーさんとの関係性、味方でいてくれることがとても大事なんです。(自由度の高い結婚式を望まれている方であれば尚更)
例えば、持ち込み禁止の式場さんでも、あなたが真剣に相談をすれば、どうにか実現できる方法をプランナーさんも一生懸命考えてくれたりする人もいます。
そういった点でも、プランナーさんを味方につけておけば、あなた自身の心の余裕にもつながるでしょう。
どの式場にしようか迷っている時、「チャペルや会場の雰囲気、評判」はもちろん大事。
でも、ヒトの部分は、思っている以上に大事なことなんです。
準備期間に悩む方が多い理由
式場見学へ行った際、最初に館内を案内してくれたり、見積もりの相談に乗ってくださる方はプランナーさんではなく「営業担当」の方の場合もあります。
「式場見学の時に担当してくれた人が親切だったから」と式場を決められる方もいらっしゃいますが、
「最初に担当してくれた人じゃなかった。結婚式の打ち合わせもやってくれると思っていたのに・・」という声も耳にします。
※式場によって営業の人がプランナーとして対応(兼任など)してくれる場合もありますが、初回打ち合わせが行われる時期に初めて担当プランナーさんとお会いすることも多いです。
もし、式場を決めるときに「ヒト」の部分で決めたい!と思った場合、どんな人が担当になってくれるのか分かる式場だと不安も少なくなりますね。
直接プロに相談することで不安解消
このプランナーと結婚式を作り上げる。という意味では、結婚式場のプランナーさんだけではなく、
式場を選ぶ前に相談できるプロの方達も活躍しています。
フリーのウェディングプランナー
coloriagewedding 香川県のフリーランスウェディングプランナーさん。ブライダル講師の立場から独立されてオリジナルウェディングやレストランウェディングのプロデュースなど活躍されている方です。
ウェディングプランナーとブライダル講師を経てブライダル業界10年目にフリーランスへと転身。大切な方々へ 大切な想いをきちんと伝える 本物のオリジナルウェディングを目指しフリーランスへと進むことを決意しました。(引用元:https://www.coloriagewedding.com/about-us/planner/)
ウェディングプロデュース会社(私はココ)
AVENIRDESIGNは結婚式場を決める時から当日の撮影までお二人をサポートしています。
実際に結婚式の撮影を行なっているからこそ見えてくることがありますので、ブログじゃ書けないこともお伝えしたり、夜中まで相談に乗ったりなど。。(代表の山﨑がやってます)
ウェディングアドバイザー
(出典元:WeddingAdviserAya)
元プランナーさんが花嫁さんをサポートするウェディングアドバイザーの井上さん。インスタのフォロワー数も1万人超えてます。
定期的な花嫁相談会なども行なっていますので、東京にお住いの方はぜひお話してみてはいかがでしょう。
その結婚式場を見てるプロの目線を参考にする
式場のパンフレットや宣材写真(広告用)やネットだけ見ても、あなたの理想が叶うかは「別の話」なんですね。
そんな時、実際はどうなんだろう?という疑問や不安になることもあると思います。そんな時、あなたにとって頼れる味方もたくさんいるんですね。
インスタグラム上でもたくさん見かけますので、気になる人には相談するのも一つの方法。
結婚式を楽しみながら迎えるために、ストレスを減らすことは結構大事ですよ^^
この「実際はどうなんだろう?」というのは現場を見ないとわからない事も多いです。
この前、ウチの代表(山﨑)がハワイの〇〇チャペルを実際に見て、
「うわっ!写真と全然違うやん!お勧めできないからWEBサイトから消す・・」
と文句言ってました。
実際に見て見ないとわからない事も多いのがウェディング業界(ちょっと悲しい)
あ、でも、もちろん逆の嬉しいパターンもありますよ!
私は「実際に見に行ってみると凄いステキだな〜」という式場さんもありましたから。
なので、実際の結婚式を数多く経験しているプロの目線から、あなたの理想や不安に思っていることを聞き出すのもいい方法ですよ。
見積り金額が上がる理由
次は金額面のお話しをしたいと思います。
式場見学へ行った際、式場の中を案内してもらい、時には模擬挙式・模擬披露宴に参列、試食、そして最後に出てくるのが「初期段階のお見積もり」
この一番最初にもらう見積もりで結婚式を挙げられる方はごく稀です。要するに、金額が大きく変わる可能性もあるのです。
そもそも、結婚式の費用は「準備をしながら打合せで内容を決めていく」という流れがあるので金額が変わるのは必然的なんですね。
お料理や飲み物
一番低い料理のランクになっていませんか?
式場さんによって、初めから真ん中くらいのランクで金額を見積もってくれてたりもします。
ただ、料理は試食をしてから決めていくものなので、最初の段階で見積もりに入っている金額は変動する場合が多い。
衣装(ドレス・タキシード)
ドレス1着の値段や、セットプランなどが表記してあると思います。
ただ、その表記してあるランクのドレスって、実際に何着くらいの中から選べるのでしょうか?
そのランクの中から気にいるのもがなく、他のランクのドレスが気に入った場合、もちろんドレス料金のランクアップが必要となってきます。
また、前撮りをするとなると、衣装の金額がガラッと変わる式場さんもあるでしょう。
引き出物・引き菓子
たとえばゲスト100名に対して、引き出物引き菓子が70個で表記されている事もあります。
これはご夫婦で参加された方や、お子様がいた場合を想定して、数を減らしてあるわけですが、必ずしもその金額とは限らないですよね。
ここも必ずプラス料金が発生してくるところです。
こういったように、一番最初に頂いたお見積もりから、値段は必ず上がってきます。
そして、一番最初のお見積もりをかなり安く提示される式場さんもあったりしますので「へぇ〜結婚式の金額ってこんなものなんだ」と思わずに、必ず金額は上がるということを心に留めておきましょう。
聞いた話ですが「最初の見積もりから200万上がった」というケースもあります。
契約後に後悔することが多い
実は近年、結婚式で色々と問題になっている、契約の落とし穴があるんですね。
それは「持ち込み」に関する問題です。
契約時には何も考えていなかったけれど、いざ打ち合わせを始めてみると「やっぱりああしたいな、こうしたいな」と思うことが増えてきます。
その時に式場のアイテムを頼まずに、他の業者(カメラマンや衣装など)を「持ち込みたい」という要望が出やすいのですが、
契約後の場合だと、これが上手くいかないことが多いのが現実です。
契約書という書類にあなたがサインした以上、式場さんの規約に同意したことになります。
もし、式場との契約の中で「持ち込み禁止」となっていた場合、当然それに従わなければなりません。
ただ、契約書にサインをする前に「あれを持ち込んでおきたい」と要望をまとめておくのはかなり難しい話ですよね。
結婚式は誰もが初めてなんですから。
最初から要望をまとめておけるのは、ブライダル関係の仕事をされてる方くらいではないかと思います。
いざ「こうしたい」と思った時には、もう遅い持ち込み問題。
最初から「持ち込みは一切ダメです」と言ってくれれば色々考えなかったのに、、、または他の式場さんにしたのに、、、と不満を抱えている花嫁さんがたくさんいらっしゃるのも現状です。(実際にこのケースの相談は毎年多いです)
どんな悩みや不安を抱えているかというと、
などなど、よく耳にするお話しです。
もし仮に持ち込みOKの許可が出たとしても「持ち込み料」を支払わなければならない場合もあります。
たとえば、ドレス1着持ち込むにつき、持ち込み料5万円などですね。
「持ち込み料」という金額、そして高額なオプション料金。
最初に聞いて認識しているのと、後から初めて知った。では結婚式へのモチベーションも変わってくると思います。
実は知っておくだけで、そういった問題が解決できる方法もあるんです。
次の項目では持ち込み交渉に関するベストなタイミングをお伝えしていこうと思います。
契約前の交渉が超重要
契約書を交わしていざ打ち合わせ!となった時、ちょっと想像と違ったものだと「持ち込みたいな」と考える人も多いはず。
でも契約書を交わしている以上、式場さんから「持ち込み禁止です。」と言われた際は、諦めなければなりません。
もし持ち込みOKな場合でも、持ち込み料が発生してしまったり、お見積もりの値引き項目が変動する可能性もあります。
では、どのタイミングで式場さんへ持ち込みの相談をするのが良いのでしょうか?
それはズバリ「契約前」です。
式場探しの段階で、何件か式場さんへ見学に行かれると思います。
その見学へ行かれた式場さんの中で「ここの式場が良い。でも持ち込みが厳しそう、、、。」と、ここに決めたいけど、決められないネックとなっている部分があるタイミングがベスト。
もう一度、本来決めたいと思っている式場さんへ行きましょう。
そしてネックとなっている部分を式場さんへ率直に伝えることが大事。
たとえば「気に入ったドレスがなかった場合、持ち込んでも良いですか?」や「頼みたいフォトグラファー(カメラマン)がいる」など。
言いにくい部分もあるかと思いますが、そこを頑張ることによって、後悔が残らない結婚式への第一歩となります。
言い換えてしまえば「持ち込みすること(あなたの要望)を通してもらうことが契約する条件」とするのです。
そうすれば何かしら納得のいくような方法を式場さんの方から提案してくれるかもしれません。(実際によくあります)
こういったように契約前にあなたの要望を交渉することによって、後悔が残らない、あなたが思い描いている自由度の高い結婚式の実現へと繋がっていきます。
まとめ
一生に一度の結婚式、やり直しがきかないからこそ慎重に一つ一つを決めて、進めていきたいところですよね。
100%とはいかなくとも、頑張って交渉することで、あなたが思い描いている結婚式へと近付くことができます。
また、結婚式前は準備に追われたりして、とても心がナイーブになりやすいです。
心身的に疲れないためにも、あなたにあった式場さん、プランナーさん探しが大切なんですね。
こういった情報を知っておくことによって、ストレスフリーで準備を進められることに繋がり、思い描いている結婚式の実現へも繋がります。
あなたにとって一生に一度の結婚式、後悔が残らない、素敵な1日となりますように。