こんにちは、最近大牟田方面で前撮り撮影する機会が多くなってきましたので、これから結婚式の前撮りを控えている方や、前撮りを検討されている方へ参考になるように前撮りの撮影事例やおすすめの撮影スポットをご紹介したいと思います。
実は大牟田・荒尾で結婚式を挙げる新郎新婦さんだけでなく、熊本から撮影に行かれる方も多いです。
「え?熊本からなんでわざわざ行くの?」と思われるかもしれませんが、大牟田・荒尾方面にもたくさんステキな撮影スポットがあるんです。久留米や熊本から約1時間で行けますので、地元の方以外からの撮影依頼も増えているのです。
それではおすすめの撮影スポットをご紹介していきます。
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三池海水浴場
「え?あそこ?」と地元の方は言われるかもしれませんが、海でロケーション撮影したい花嫁さんは、ぜひぜひ行ってみることをおすすめします。
海水浴場と言われていますが、海水浴のビーチとして利用される方は少なく、付近で釣りをされている方や夕日を見に来られる方が一般的な三池海水浴場へ行く用途になっています。
昔に比べたら最近はゴミも少なくなっている気がします。
ただ、砂浜は割れた貝殻がそこらじゅうに埋まっているので、裸足になるのは危険ですからご注意ください。
花嫁さんはビーチで撮影する時はプロップスなどサンダル、もしくはスニーカーを持っていきましょう。と言いますか、砂浜でウェディングドレスなどを着用するときのシューズを履くと、とても歩きにくいです。ヒールで砂浜を歩くと足腰が鍛えられるかもしれませんが、撮影の時はサンダルかスニーカーをおすすめします。
あと、夕日撮影したい方は時間に余裕を持ってスケジュールを組んでもらいましょう。
夕日って沈みだしたらとっても早いです!例えば、夕日で撮りたいポーズなどがたくさんある場合は「ハイ次!パシャ!ハイ次!」なんてバタバタしてしまいますので、ある程度カメラマンにお任せしていた方が楽しめると思います。
最近流行の小物などは明るいうちに撮影を終わらせておくのもポイントですね!
三池海水浴場について
三池海水浴場は有明海に接する親水空間として古くから親しまれていました。そのような中、雲仙普賢岳噴火活動に伴う危険性などから平成3年から9年まで運営を中止。平成10年から12年の3年間、大牟田観光協会により海水浴場が再開されました。
しかしながら潮流などの関係で、漂流ごみが流れ着きやすい、粒の粗い砂が堆積する、遠浅になりにくい、などという海水浴場として自然条件が厳しいことや、自家用車が広く普及したことに対して、海水浴場付近に駐車場の十分な確保も難しいという課題などもあらためて明らかになりました。
もともと干満の差が大きいために遊泳できる時間が限られていることなどからも、海水浴としての利用者は思うように伸びず、また併せて実施した市民アンケートの結果等も踏まえて、平成13年以降は海水浴場としての開設はされていないところです。しかしながら、当地は市民の皆さん方が港内や有明海が一望できる貴重な場所でありますことから、三池港の管理者である福岡県の整備事業において、園路等の整備が図られてきているところです。
引用元:大牟田市ホームページより
延命公園
大牟田動物園の横にある延命公園は、とても緑がきれいで意外と広いんです。散歩されてる方もいらっしゃいます。この場所でおすすめなのはやっぱりドレスですね。ウェディングドレスはもちろん、カラードレスでも森の中で撮りたい花嫁さんは要チェックです。
年間通して緑があるので季節に関係なく森の中で撮影ができます。動物園側へ上がって行くと観覧車などが見える場所もありますのでお子様連れで撮影される方へもおすすめです。土日は動物園へ来園される方も多いので、可能であれば平日に前撮りされることをおすすめします。
延命公園について
1940(昭和15)年に本市で最初に開設された公園で、約18.1ha(ヘクタール)の総合自然公園です。園内には、体育館、野球場、プールなどのスポーツ施設や動物園などがあります。山頂にある延命配水池は上部が展望所となっており、市内が一望できるようになっています。
引用元:大牟田市ホームページより
桜の季節は花見、秋は紅葉と、季節を感じることができる延命公園は、公園以外にも動物園、体育館、プール、展望台など1日中楽しめる場所です。お腹がすいたら体育館から道路向かいにある”GAIEN”さんや”アマンド”さんでお食事もできます。2件とも料理はホントに美味しいのでお勧めです。
諏訪公園
地元の方は知らない方がいない程、とっても有名な公園です。巨大な遊具があるこの諏訪公園は、土日は家族づれにとても人気です。そして諏訪公園は、とても敷地が広くて道路をわたっていくつかのエリアに分かれています。
おすすめは遊具の奥にある場所。割りかし人も少なく、背の低い木も並んでたりしますので、小物なんか持っていくのもおすすめできます。駐車場からも近いので歩いての移動にも楽なのでおすすめです。
また、緑の広がる公園だけでなく大きな遊具がある場所があります。
前撮りではなかなか撮影しないのですが、オープニングムービーなどでお子様と一緒に撮影したこともあります。
その時の動画がこちらです♪
諏訪公園について
約22ha(ヘクタール)の広大な敷地を持つ総合自然公園を、親子でピクニック感覚で楽しめる無料の大型遊具を設置したレクリエーションゾーン、健康増進・運動不足解消に最適のスポーツ休養ゾーン、様々なイベントが行われる文化交流ゾーンの3つにわけて、それぞれの”癒し”に合わせた幅広い目的に対応しています。夏になると園内の小川は水浴びをする子ども達で賑います。
引用元:大牟田市ホームページより
所在地:大牟田市岬町1番地3
旧三井港倶楽部
明治時代に建築されたこの建物は、大牟田市指定文化財として登録されています。普段はレストランとして運営されていますが結婚式もあげることができます。
お部屋も借りることができるのも嬉しいポイントです。私たちもお世話になってます!2017年6月に経営が変わったようで、今後使用できるかなどまだ不明ですが、スタッフさんは変わらないみたいですのでお問い合わせしてみましょう。
※撮影するには使用料が必要です。以前は5,000円でした。
旧三井港倶楽部について
三井港倶楽部は、三井関係の社交倶楽部であるとともに外国高級船員の宿泊や接待、皇族方や政財界人の迎賓館として幅広く利用されてきました。
明治を代表する優美な洋風建築物です。普段はレストランを中心に営業していますが、婚礼各種パーティーなどを開催できる施設でもあり、専門のコーディネーターがいらっしゃいます。
万田坑
世界遺産登録された万田坑。登録当初は観光客が押し寄せてとても人が多かったようです。今は少し落ち着いてきたみたいですのでロケをするなら今が狙い目でしょう。
ウェディングだけでなく、ポートレート撮影をされるカメラマンも利用されています。入場料金が必要です。事前に申請が必要ですが、大人400円で世界遺産を見ることができますよ。
万田杭は毎週月曜日が休館日です。月曜日以外で前撮り出来る方はぜひ世界遺産前撮り!みたいな感じでいかがでしょう。かわいいというよりも、レトロな雰囲気やカッコイイ系、暗い写真を撮ってみたい新郎新婦さんにもおすすめの場所です。
事前に撮影申請を行えばスタッフの皆様から優しく対応して頂けます。17時に門が閉まりますので、ゆっくり楽しみたい方は、できるだけ早めに行きましょう。
世界文化遺産登録された万田杭
万田坑は日本の近代化を支えた場所の一つとして国の重要文化財と史跡に指定され、現存する施設や機械は今も大切に保存されています。また、この万田坑をはじめとした、日本の近代化になくてはならなかった近代産業遺産が荒尾市や大牟田市には数多く残り、『九州・山口の近代化産業遺産群』として、ユネスコ世界遺産暫定リストに登録、2015年7月に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産への登録されることとなりました。
保存されているレンガ造りの重厚な建物そのものも見ごたえがありますが、炭鉱マンたちが地底と地上を行き来した坑口や、巨大な機械が残された機械室なども迫力満点です。
炭鉱が稼働していた頃は深さ264mもある竪穴がありました。炭鉱マン達が当時使っていた木製のロッカーやヘルメットなども無造作に置かれたままで、石炭が産業振興を支えた全盛期の賑わいをしのばせてくれます。万田坑近くにある「万田坑ステーション」にはたくさんの資料や写真が展示され、炭鉱マンや技術者たちがともにした苦労や喜びを今に伝えています。
引用元:荒尾市観光協会ホームページより
豊前街道南関御茶屋跡
大牟田市から車で30分、南関町役場の隣にあります御茶屋跡。ここは和装がおすすめです。
和室で撮りたい!縁側で撮りたい!そんな花嫁さんにはぴったりの場所です。
事前に撮影する連絡を入れておきましょう。御茶屋跡という名前ですが、本格的なお茶を飲むことができます。
豊前街道南関御茶屋跡(ぶぜんかいどうなんかんおちゃやあと)
南関御茶屋(御客屋)は、嘉永三年(1850)8月に起工して、嘉永五年(1852)正月頃に完成したもので、藩主が参勤交代する時や領内巡視の際に休憩、宿泊していたものです。古文書によると、それまでの御客屋(南関町公民館付近)が古く狭い上に間取りが悪く、藩主休泊の時に混雑するという理由でこの地に建て替えが行われました。財源の一部には富講の売上金が充てられました。建物は、南北に長い造りで、北から御居間、御次の間、三の間と配されており、屋根には細川家の九曜紋をあしらった鬼瓦や軒瓦が葺かれております。
通常御茶屋と御客屋は別々に存在しておりますが、南関の場合はひとつの建物を御茶屋とも御客屋とも呼んでいたようです。
引用元:南関御茶屋跡”伝楽人便り
蓮華院誕生寺奥之院
本堂は玉名市にあります誕生寺ですが、おすすめは蛇ヶ谷公園横から五分にある奥之院。春は桜、夏は緑、秋は紅葉と年間通じて様々な風景が堪能できるお寺です。
土俵のある奥之院は、なんと毎年横綱がやってきます。年間通して行事と行われている奥之院は事前に撮影申請を行いましょう。観光客も多いので団体で来られる方々などの情報も教えてくれる優しいお寺さんです。
蓮華院誕生寺奥之院について
願いが叶うお寺さんとして年間30万人の方が訪れます。私は熊本に30年以上住んでいましたが、「熊本にこんな立派な場所があったなんて知らなかった」と最初に訪れたときに思いました。空を見上げる五重塔は撮影でなくても一度は訪れてよかったと思える場所です。
「蓮華院誕生寺の奥之院」は、ここ玉名の地でお生まれの皇円大菩薩様をご本尊としておまつりする真言律宗のお寺です。
皇円大菩薩様は、皇円上人様のことで、1073年、藤原重兼公の長男として、ここ熊本県玉名市築地に御誕生。幼くして比叡山で修行された皇円上人は学徳に秀で、日本三大歴史書の1つ「扶桑略記(ふそうりゃっき)」を編述されました。
皇円大菩薩様ご入定800年御遠忌を記念して、昭和53年に「奥之院」が建立されました。
奥之院は、人々の願いを叶える為に修行する僧侶や、僧侶を志す人達の修行道場として建立されましたが、現在では、『一願成就』『厄払い』のお寺として、年間30万人の方々がお参りされております。
引用元:蓮華院誕生寺奥之院公式HP
所在地:熊本県玉名市築地1512-77
大正町の街並み
大牟田市の一番の繁華街通りが大正町にあります。大きな通りには色々なお店があります。カンティーナさんは撮影スポットということではないのですが、建物がオシャレなので撮影お願いしてみたらオーナーさんから承諾を得られました。忙しい時間帯は遠慮しましょう。
ちなみに料理はとっても美味しいお店です。結婚式の二次会でも利用できます。
「そう、あの交差点です」
大蛇山祭りのメイン通りになる国道ですね。
前撮りスポット番外編
定番スポットではありませんが今まで撮影させて頂いた場所なども合わせてご紹介します。
草木饅頭
大牟田の名菓子と言えば、草木饅頭です。お手頃価格でたくさん入ってる草木饅頭です。中で食べることができますのでこんな風景でも…。お店の方に許可を頂いて撮影しています。
ボーリング場
愉快でしょ笑。撮影には全面協力のもとボーリングを和装で投げるという。レーンの中にはもちろん許可を頂いてます。
大牟田駅、バス停
高校生の頃、大牟田駅やバス停で待ち合わせしていた新郎新婦さん。過去未来として制服とドレスで撮影してみました。こんな風に自由にできるのも、ロケーション撮影の魅力の一つです。
Nei
大牟田市北部の甘木にあるおしゃれなカフェです。
私たちは前撮り撮影していませんが、お店のスタッフさんへお尋ねしたところ時間帯やお客さんの状況により事前に申請すれば撮影可能みたいです。以前、お店のスタッフさんが前撮りしたみたいです。
アンティーク系やかわいい雰囲気が好きな花嫁さんはチェックしてみてはいかがでしょう。撮影とは全く関係ありませんが、ケーキとっても美味しいです。そしてテイクアウトもできます。ランチタイムはお客さんで多いのでカフェタイム付近の時間帯もおすすめです。
柳川方面のおすすめ撮影場所
柳川川下り
柳川にある式場では白無垢でよく撮影されています。婚礼船として予約すれば撮影できます。撮影の際は、船に乗る人数と時間、出発場所の予約が必要です。
日吉神社
川下りの出発場所でもある神社です。結婚式の前撮りでも多く使用されていますね。
正面には大きなおたふくのお面があります。まずは日吉神社で参拝して〜川下りへという流れがスムーズですね。
日吉神社について
日吉神社は「柳川市朝之鎮守」(『筑後地鑑』)といわれるように、古くからこの柳川で敬われていましたが、『南筑明覧』によると、伏見院の時代に近江国山王宮を社村の農長が勧進し、社村の産土神となり、その後蒲池氏が柳川城を社村に築いた際、柳川城の鎮守となったとされています。
引用元:柳川市公式ウェブサイトより
日吉神社の入り口にあります大きなおたふく。とりあえず、1ポーズは撮ってみました。
その他にも、川下りの船に乗る手前にも緑、竹林がありますので和装の撮影にはピッタリです。
川下りの乗船は一般観光客も多いので、時間には余裕を持ってスケジュールを組みましょう。
三柱神社
三柱神社の神域は、約2万坪もの敷地を持つ高畑公園として整備され、春には桜まつりが開催されます。この時期にはソメイヨシノが提灯でライトアップされます。また、正参道桜並木では、小笠原流流鏑馬宗家 源長統氏をお招きし、流鏑馬が催されるほか、古武道小岱流斬試源清会による古武道の披露、地場産市なども開催されます。
引用元:三柱神社HPより
地元の方はもとより、周辺地域からも多くの参拝者が訪れる三柱神社は「流鏑馬(やぶさめ)」「秋季大祭 おにぎえ」が行われる神社です。
歴史のある神社で、以前より婚礼・神前式も行われています。
こんな素晴らしい神社なのですが、約12年前に放火による火事で大変な被害を受けました。
撮影の際に神社の方へお話を伺いました。たくさんの義援金により復旧しつつありますが、12年たった今でもまだ修繕が終わっていない状況です。
平成17年6月3日、心無い者の放火により、神社の拝殿、唐門、廻廊が全焼、楼門も一部焼けるなど歴史的価値のある建物が大きな被害を受けました。幸い本殿は焼失を免れましたが、元の姿に復現するには、大変な時間と費用がかかります。皆様のご協力をお願い致します。(引用元:三柱神社HPより抜粋)
前撮りで撮影させて頂いた時にはお参りはぜひ行いましょう。
ロケーション撮影ができる結婚式場は?
実際に大牟田、荒尾の式場プランナーさんに聞いてみました。
式場O様
『ロケーション撮影はあまりされないですね。行っても一箇所位です。衣装というよりは美容師さんやカメラマンさんの時間帯が決まってますからね…。』
式場M様
『うちもあまりロケに行かれる方はほとんどいないです。館内で撮影ですし、撮影も15分位でパパッと終わるのが普通ですね〜。』
式場L様
『最近はロケを希望される方も増えて万田坑によく行きますね。ただ一日中ロケはしてないです。例えば、宮﨑邸に和装で行って、洋装はチャペルや館内で撮影して終わるのが多いですね』
というように、前撮りでロケを積極的に行なわれてる式場さんは意外と少ないことが分かりました。
実は、熊本市内や福岡市内の一般的な式場さんも同じなんです。オールロケというよりは、和装だけ神社などでロケに行き、ウェディングドレスではチャペル、カラードレスでは披露宴会場や館内施設で前撮りをされるケースが多いです。そもそも全てロケーション撮影を希望されるか?という点と、式場のチャペルで撮影したい!という新郎新婦さんもいらっしゃるでしょう。ロケを希望されても、制限時間的に難しかったり、出張費が追加になったりと色々あるわけです。
前撮りだけ別会社へ依頼されるケースも。
なぜ前撮りロケに行かれる式場が少ないかというと、結婚式場では式場で前撮りする事が今まで当たり前だったからです。
ここ5年位から九州でもロケ撮影が増えてきたと言われています。最近ではインスタでよく見る前撮りフォト。色んな場所やポーズが流行っていますよね。今の花嫁さんはたくさんの情報を集めて結婚式のイメージを固めていってます。
結婚式場で初めてロケができない。ロケをすると追加料金が高い。など、打ち合わせを進めて初めて気付かれる方も多いです。
そんな中、前撮りだけ別会社へ依頼される方も増えています。この場合の方法として、まとめた記事がありますのでこちらを参考にされてください。
・参考記事:前撮りするなら式場?別撮り?それぞれのメリットとデメリットを教えます。
まとめ
大牟田方面にもたくさんロケーション撮影に適したスポットがあります。大牟田・荒尾にも素敵な結婚式場が多いのですが、久留米方面の式場や熊本のおしゃれな式場で挙げられる方も増えているようです。
会社関係やゲストのことを考えて地元の式場で挙げられる方にも地元ならではのロケスポットがありますので、前撮りはロケ撮影したいけど、、という花嫁さんは、ぜひチェックしてみてください。
せっかくの結婚式ですから、悔いの無い思い出と素敵な写真を残してほしいと思います。
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